違法情報と有害情報
公序良俗に反する情報
有害情報は、「公序良俗に反する情報」と「青少年有害情報」の二つに大別される。
そのうち、「公序良俗に反する情報」は、情報を流通させることが公序良俗の見地からのぞましくない情報である。
<例>
・自殺の誘引
・遺体画像
・違法行為の請負
<特徴>
・一般人であれば閲覧することをのぞまない情報である。
・違法ではないため、表現の自由の見地から、情報の発信や受信は禁止されていない。
【表現の自由の観点からみた、サーバー管理者側の注意点】
・サーバー管理者が「公序良俗に反する情報」を勝手に削除すると、法的責任を問われかねない。
・あらかじめユーザーとの契約に、「公序良俗に反する有害情報のアップロード禁止や削除規定」を設けておくことで、「契約に基づく削除」が可能なようにしておく。