用語解説 A-Z

用語解説

用語解説 A-Z

BYOD

Bring Your Own Deviceの略で、従業員の私物の情報通信端末を職場に持ち込み、業務で使用すること。企業等の組織にとって、業務の効率化やデバイス導入コストの削減などのメリットがある一方、公私のアカウント混同や技術面でのセキュリティ・リスクなどのデメリットもある。

IPアドレス

インターネットのようにTCP/IPプロトコル規格で通信が行われるネットワークに接続された機器を識別するため割り振られた番号。論理アドレスとも呼ばれる。インターネットに接続する機器には固有のグローバルIPアドレスが割り当てられる。これに対し利用者がネットワーク内の機器に識別番号を付けることも可能で、こちらはプライベートIPアドレスという。識別番号の付け方にはIPv4とIPv6の2種類があり、IPv4は例えば「192.168.0.1」(プライベートIPアドレスの場合)といったように、0から255までの数字4組で表現される。インターネットに発信された情報は接続に使用したグローバルIPアドレスが分かれば、利用者に関する情報を特定することも可能になる。

iコンプライアンス

コンプライアンスをインターネット社会の状況に適合させたもの。規則遵守に限らず、社会通念、倫理、道徳などの概念を含めて、総合的に判断すること。

OECD8原則

1980年にOECD(経済協力開発機構)が定めた「プライバシー保護と個人データの国際流通についてのガイドライン」を指す。日本の「個人情報の保護に関する法律」もこの原則をすべて取り込んで制定されている。

SafeNet

韓国の情報倫理委員会が提案、運営している機関のこと。韓国国内におけるレイティング基準を定めている。

Safer Internet 2009-2013

EUによる、違法・有害コンテンツの抑制を目的とした行動計画のこと。フィルタリングやコンテンツレイティングなど技術開発によって、ユーザー自らが有害コンテンツを拒否できる手段を与えることを各国に推奨している。

SafeSurf

アメリカの保護者団体が策定したレイティングシステムのこと。ペアレンタルコントロールを基本としたレイティングの標準を提供している。