用語解説
用語解説 ま-わ
祭り
ネット上で注目を集めている現象そのもの、またはそこで現象にアクセスしようとする行為を指す。「炎上」とは表裏一体の関係であることが多く、「炎上」が発生しているさまを「祭り発生」と表現して拡散するケースが見受けられる。
マルウェア
マルウェア(malware) とは 、英語のmalicious(マリシャス:悪意のある)にsoftware(ソフトウェア)の2つの単語が組み合わさった造語。ウイルス(コンピュータウイルス)やワーム、トロイの木馬、スパイウェアなど、ユーザーのデバイスに不利益をもたらす悪意のあるプログラムやソフトウェアを総称する言葉。
ただし、一般にそれほど普及していない言葉であるため、マルウェアのことをウイルスという言葉で表現する場合もある。なお、ウイルス以外のマルウェアとして、トロイの木馬やワームが挙げられる。
メル凸
メールによって関係者へ問いただす行為のこと。凸は突撃取材の略で、通常、電凸と並行して行われる。(電凸の項も参照)
モニタリング
対象を連続的あるいは定期的に観察し、継続的に監視すること。ここでは組織がリスク回避のために行うものを指す。
優良誤認表示
商品・サービスの内容について、実際のものよりも著しく優良であると一般消費者に示す表示や、事実に相違して競争業者に係るものよりも著しく優良であると一般消費者に示す表示のこと。
要配慮個人情報
本人の人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪により害を被った事実、その他本人に対する不当な差別、偏見その他の不利益が生じないようにその取扱いに特に配慮を要するものとして政令で定める記述等が含まれる個人情報のこと。
ラベリング
対象となるコンテンツに内容を判断するための情報(ラベル)を付与すること。ここでは特にコンテンツが有害情報を含んでいるか否かを判断すること。
リスクマネジメント
リスクを組織的に管理し、損失などの回避又は低減を図るプロセスのこと。各種の危険による不測の損害を最小の費用で効果的に処理するための経営管理手法の一つ。
リベンジポルノ
元配偶者や元交際相手が、相手から拒否されたことの仕返しに、相手が公開するつもりのない性的な画像(動画も含む)を無断で公開する行為のこと。日本では2014年11月27日に「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」(いわゆるリベンジポルノ対策法)が施行された。同法の規制の対象はオンライン・オフラインの双方にまたがる。
レイティング
コンテンツの内容、特に残虐性や性的な要素の有無・多寡に応じて対象とする年齢を区分すること、またはその区分そのもののこと。映画ではPG12、R-15、R-18など複数の区分が映倫によってなされている。
レコード
著作物に限らず音を最初に録音(固定という)したもののこと。メディア(媒体)は問わない。CDやテープ、パソコンのディスク等に録音された場合もレコードである。
レピュテーションリスク
企業に対する否定的な評価や評判が広まることによって、企業の信用やブランド価値が低下し、損失を被る危険度を指す。評判リスクや風評リスクなどともいう。
ワーム
独自に活動し他のコンピュータに感染するマルウェア。構造上はコンピュータウイルスに似ているが、ウイルスまたはトロイの木馬の下位分類にあたる。ワームは、コンピュータからコンピュータへと拡散していくが、ウイルスとは異なり、ホストプログラムに寄生することなく移動して単体で動作する能力を持つ。ワームの最大の危険性は、システム上で自己複製する能力で、感染したコンピュータから数百または数千の自己複製されたワームが送信され、大きな破壊的影響を与える可能性があることである。