◆TPP協定の発効に伴う著作物等の保護期間の延長

《 著作権法の改正とインターネットでのコンテンツ利用 》

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◆TPP協定の発効に伴う著作物等の保護期間の延長

 平成30年改正のほか、社会の関心を集めた著作権法の改正としては、TPP整備法等による改正が挙げられる。TPP(環太平洋パートナーシップ)協定の発効日(2018年12月30日)に合わせて、著作物等の保護期間が、それまで原則として著作者の死後50年とされていたものが、原則として死後70年に延長された。なお、一度保護が切れた著作物等については、その保護を後になって復活させるという措置は採らないため、既に保護期間が切れている著作物等の保護期間が遡って延長されるわけではない。

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