§ 権利侵害情報

《 インターネット上の違法・有害情報 》 ◆違法情報

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§ 権利侵害情報

 第三者の権利を侵害する情報は、法に違反する情報として違法情報に該当するものと解されている。典型的には、名誉毀損・信用毀損、プライバシー・肖像権侵害、著作権・商標権侵害などである。これらの情報をまとめて便宜上「権利侵害情報」と称することがある。

 これらの権利侵害情報は、被害者が存在するという特徴があり、通常、被害者からの権利侵害の申立という形をとることが多い。このような被害者の権利の救済と、その一方でインターネット上での表現の自由などの尊重という両方のバランスをとる手段として、プロバイダ責任制限法が制定され、さらに、同法に基づく判断を具体化するものとして、同法のガイドライン等が制定されている(詳しくは《個人の権利侵害とプロバイダ責任》を参照)。

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