◆今後の課題(発信者情報開示制度の改正)

《 発信者情報開示制度の改正 》

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◆今後の課題

 「新たな裁判手続」は複雑で異例な裁判手続であるため、その部分部分でどのような運用がなされるのか、その過程でどのような課題が生じるのか、未知数なところが少なくない。また、複雑であるだけに事件を担当できる弁護士の専門性も問われる。改正法を広く周知し、利用を促進することによって安定的な実務を早期に確立することが期待される。

 改正法の附則では、施行後5年経過後に施行状況について検討すべきことが定めており、それに向けて運用状況を注視する必要がある。

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