§ 誰もが日常的に目にする偽・誤情報

《 ソーシャルメディア時代のメディア情報リテラシー 》 ◆フェイクニュースの実態

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§ 誰もが日常的に目にする偽・誤情報

 日本ファクトチェックセンター(JFC)と国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)が協力して実施した国内2万人(本調査5000人)を対象とした調査で、日本で実際に拡散した15の偽情報・誤情報を見せたところ、1つ以上を見たことがあると答えた人が37%いた。

 実際には偽・誤情報は15どころではなく、数えきれないほど蔓延している。たった15のうち最低1つを見たことがある人が37%いるということは、実際にはほぼすべての人が日常的に偽・誤情報に接している可能性が非常に高い。

 偽・誤情報はソーシャルメディア、マスメディア、人々の口コミでも拡散する。もし、偽・誤情報を見聞きしたことがない人がいるとしたら、ネットは使わない、新聞もテレビも雑誌もラジオも映画も見ず、誰とも話さずに山奥で一人で生活しているような人であろう。

2万人調査:(https://www.factcheckcenter.jp/research/)

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