《 有害情報コントロールの実務 》 ◆I-ROIが推奨するデジタルコンテンツのセルフレイティングの実務
§ 年齢区分
コンテンツの有害成分の表現に対する認容度は、利用対象者の年齢によっても異なる。I-ROIでは、青少年* の心身の成長の度合いに鑑みて、以下の4段階に年齢を区分している。
- ・全年齢:幼児や小学生を含むすべての年齢層にふさわしい。
- ・12歳以上:12歳以上に対してふさわしい。
- ・15歳以上:15歳以上に対してふさわしい。
- ・18歳以上:18歳以上に対してふさわしい。

図は、セルフレイティングチェックシート上の「年齢区分」に関する該当部分を示したものである。
なお、コンテンツの利用シーンとしては、一般家庭で家族と共に青少年が視聴する、図書館など公共施設で青少年が閲覧する、学校の授業等で学習教材としてクラスで視聴する、などを想定している。そのため、会員制で提供されるコンテンツや、成人向けコンテンツ等は、I-ROIの健全性認定の対象とはならない。
* 青少年インターネット環境整備法でいう「青少年」は、15歳未満と定められている。