§ データの活用

《 データサイエンス基礎 》 ◆質的データと量的データ

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§ データの活用

 質的データと量的データを組み合わせることで、例えば、(質的データから得た)利用者の特徴が分かり、(量的データから得た)その行動パターンが分析できるため、インターネット利用における不正アクセスの予兆検出* など、情報セキュリティ対策の強化に役立てることができる。また、ネットショッピングサイトでは、(量的データから得た)購入履歴と(質的データから得た)好みのカテゴリーを組み合わせて、利用者に合った商品をすすめている。

* 例えば、利用者のログイン時間や操作履歴(量的データ)と、使用する端末の種類(質的データ)や接続している地域(質的データ)を分析することで、通常の利用とは異なるパターンがあるかどうかを判断し、不正アクセスの可能性を事前・早期に検出する。

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