《 ソーシャルメディアのリスク対策 》 ◆高まるソーシャルメディアのリスク
§ 企業の担当者として発信するコンテンツ
企業アカウントの担当者からの発信であることを明かして運用する場合である。特徴としては、自社の組織・製品・サービスについての発言に限らず、日常的な情報やユーザーの発言に対する対応などを行うことも多い。公式の情報発信に加えて、担当者個人としての感想を織り交ぜて発信することで、企業情報を一方的に発信する公式アカウントでは得られない関係を築くことも可能である。こうしたアカウントを指し、ネットスラングでは、公式(「硬式」と発音が同じ)に対する「軟式」、運用担当者を「中の人」と呼称する。
軟式アカウントのソーシャルリスクとしては、ユーザーとの関係性が近くなりすぎて馴れ馴れしい発言をしてしまう、ユーザーによるネットストーカー行為が生じるなどの問題が起こっている。

出典:サブウェイ・ツイッターアカウント(https://twitter.com/subwayjp)(access:2015年7月31日)