《 インターネット上の違法・有害情報 》 ◆有害情報 § 青少年有害情報
+ 詳説(青少年有害情報)
なお、青少年有害情報については、表現の内容そのものが有害と考えられる、アダルトや残虐などのコンテンツリスクと、表現の内容ではなく、そのような表現(投稿)を行った者と青少年が接触することで青少年の健全な発展が阻害されるコンタクトリスクがある点を考慮しておく必要がある。
コンタクトリスクとは、インターネットをコミュニケーションとして使い、投稿者と接触することで、例えば、青少年が青少年保護育成条例違反、児童買春、児童ポルノ製造などの被害者となる場合である。このような観点から、携帯電話事業者などが提供しているフィルタリングサービスでは、コミュニケーションに分析されるサービスは原則として*フィルタリングの対象とされているが、利用者の判断によるフィルタリングの解除等の仕組みが導入され、過度な制限にならないような工夫がされている。
* インターネット上のサイトの管理状態を監視し青少年の利用に適切であるか否かを審査する第三者機関として一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)(https://ema.or.jp)や一般社団法人インターネットコンテンツ審査監視機構(I-ROI)(http://www.i-roi.jp)などがある。